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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第16章 Memories


コンビニでジュースと雑誌、タバコを
買ってホテルに戻ると
洗濯が終わっていた。

そのまま乾燥機に放り込む。
今度は40分か…。

俺はベンチに腰掛け
買ってきた雑誌を読み始める。

ブーッブーッ

ケータイを開く。

【ツカサくん!今何してる?】

アリサからだった。

【今洗濯物を乾燥機に放り込んだとこ】

【ランドリーに居るの?】

【そやでー】

【行ってもいい?】

【おいでや!】

暇つぶし相手が出来た。
彼女の到着を雑誌を読みながら待つ。

『ツカサくんっ』

『おお。お疲れ』

『お疲れ様。』

彼女はパーカーにショートパンツだった。

『そんなに足出してたら蚊に噛まれんで』
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