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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第3章 Hの後には愛がある


あぁ酔っ払うと尿も酒臭いんやな。
そんな発見をして手を洗う。

扉を開けるとマイが居た。

『うおっ!ビックリした』

彼女に声をかけるとニコっと笑う。

そのまま俺をトイレの個室に押し込んだ。

『…マイ…?』

便座のフタを降ろし俺を座らせ

『あたしの事どう思う?』

そう言って俺の上に跨った。

『…どうって』

困惑しながらも
彼女の腰を支えるように腕を回す。

『…このまま…する?』

彼女は俺に顔を近づけ覗き込む様にいった。

『…したいの?』

『ん〜?女の子にそんな事言わせるの?』

『言ってや。わからへんやん』

キスしそうな距離なのに…して貰えない。
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