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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第20章 Vibration


家に帰ると母にアイブロウを見せる。

『あんた何目指してんの?』

『お洒落や!』

仕事から戻った父は苦笑いをしていた。

自室に戻り鏡を見る。
ピアス…カッコイイ…。

ピアスが目立つよう前髪を上げる。
明日からアップバングにして行こ。

無造作だったナチュラルバングな前髪。
分け目を変えてピアスが目立つようにする。

おお。コレいい気がする。
シャワーを浴び髪を洗うと
ドライヤーで癖を付けるように乾かした。

部屋に戻り耳たぶにぶら下がる
ピアスを前後に揺らす。

綺麗にホール完成しますように。

アイブロウには綿棒で少しだけ
軟膏を塗りつけ乾かした。

お洒落って意外に大変やな。
そんな事を考えながら眠った。
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