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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第22章 Attractive women


『いいお母さんやね』

『普通のババアやで』

『メグ家族居ないから羨ましい』

『…そうなん?』

『うん。事故って死んだ。』

『そか…なんかごめんな?』

彼女の頭を撫でる。

『なんかって何?』

彼女は笑いながら気にしなくていいよ
と俺の腕に絡み付いた。

俺達はダイニングバーに向かった。
会員制なんだそうだ。

目の前で炎をあげて焼かれる肉
食事をしながら初めてワインを飲んだ。

酸っぱい…。

『ここの赤ワイン好きなんだー』

上機嫌の彼女。

『俺イマイチ味わからへん』

素直に言うとコロコロ笑う。

『そういやメグいくつなん?』

『ええ?今更?』

『俺メグの事何も知らへん』
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