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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第22章 Attractive women


『ツカサどっかに車停めてきなよ』

走り始めたばかりでそんな事を言う。

『ええ?なんで?』

『飲みに行こうよ?』

『今から?』

『うん。嫌?』

『別にええけど…なら俺ん家停めるわ』

彼女を乗せたまま家に戻った。

車を駐車して彼女と降りる。
植木に水やりをしていた母がいた。

『あら彼女?』

『いや友達。車置きに来ただけ』

『はじめまして、メグです』

そう言って母に挨拶をした。

『あらあらご丁寧に
ツカサがお世話になってます。』

深々と頭を下げる母

『もうええかな?出掛けんねんけど』

『なんやねん愛想ないな』

文句を言う母にメグはクスクスと笑う。

『ほな行ってくるわ』

『女の子連れ回すんじゃないで!』
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