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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第22章 Attractive women


暫くして目を醒ました。

『…帰るか』

眠気が半端ない俺はそう言った。

『帰る?そうしよっか?』

同意した彼女の手を引きテクテク歩く。

『ツカサ…!タクシーこっちじゃない!』

『ん?そやな』

俺はそのまま歩く。
彼女もアルコールでとっくに
考える事を辞めていた。

2人で歩き続け家に到着する。

鍵を開け、静かに階段をあがる。

『…ツカサ…?』

『しーっみんな寝てるから』

俺は自室に彼女を連れ込むと
ベッドに寝かせる。

『こんな事されたら…
勘違いしてしまうやん』

彼女は俺を見あげながら目を潤ませる。

『したらええやん。勘違い』

そう言って深く口付けをした。
彼女は俺の首に腕を回し
何度も舌を絡め合う。
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