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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第25章 俺と彼女の事情


提案しといて気が変わる俺。

ちょっと最近ベタベタし過ぎたし
距離を置くには丁度いい。

【兎に角二人きりでは会わへんからな!】

【え〜…】

【恋愛楽しめ!】

【…わかった】

そんなやり取りをして終わった。

別に彼女に
特別な感情があるわけじゃない。

無かったことにされたって別に構わない。

だけど少し…胸がザワついた。

俺は仕事を終え
一旦家で食事と風呂を済ませた。

午前二時マンションに向かう。

ピンポーン

『どぉぞー』

オートロックを抜け玄関を開ける。

『お疲れ様ツカサ』

『お疲れメグ』

そう言ってキスをする。

『今日泊まるんでしょ?』

明日は木曜日。
俺は休みだから彼女の出勤まで一緒に過ごす
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