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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第25章 俺と彼女の事情


『そのつもりで来た』

俺は笑いながら彼女に言った。
一緒に映画を見ながらまったり過ごす。

エンドロールが流れる頃には
朝の5時になろうとしていた。

『メグ寝ようや』

そう言って寝室に移動する。
彼女を腕に閉じ込めチュッと甘いキスをして

『おやすみ』

俺は目を閉じ眠りにつく。

『ツカサー起きて!ご飯出来たよ』

ゆさゆさと揺さぶられる。

『ぉー…』

まだ寝起きの頭でテーブルに並べられた
昼ごはんを食べる。

『今日何する?』

彼女は俺を見た。

『んー出掛けたい?』

『どっちでもいいかなぁ』

『なら部屋でゆっくりしよ』

食事を終えると彼女は片付けをする。
出勤の為のお迎えは16時に来る。
あと4時間…。
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