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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第26章 Fake Love
ベッドサイドに座っていた彼女。
俺に気付くと恥ずかしそうに目を逸らした。
『どないした?』
『…ううん』
『ちょっとくれ』
彼女の隣に座り手にある
ジュースを抜き取り飲んだ。
『ツカサくん…
オールバックかっこいい』
彼女は自分の手を見ながら俺に言った。
『そうかな…』
『いつものも良いけど今の髪型も好き』
そう言って俺に微笑んだ。
サイドテーブルにジュースを置く。
彼女に向き直りそっとキスをした。
ベッドに寝かせ彼女の上に
跨るとキスをしながら聞いた。
『後悔せぇへん?』
『……しない…』
俺は彼女に微笑んで見せると
彼女も照れたよう微笑んだ。