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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第27章 生命
固まる俺とミオ。
『…っち。すぐ降りるー!!』
俺は叫び返して彼女から降りた。
息子さんは元気なまま
『ツカサ…?どこか行くの?』
『あぁ兄貴の嫁が子供産んだから
お見舞い行くねんて』
『そうなの…?』
『ほれ
化粧せんでええから着替えだけしよ』
俺は彼女を急かし自分も着替えた。
準備を終え1階に2人で降りる。
『ツカサいつまでチンタラしてんの!』
母は玄関に向かいながら俺を見た。
『あの…初めまして…ミオです』
『え?あらやだ!ツカサの母です』
目を丸くしてミオを見る。
『取り敢えず車乗ろや』
そう言って父の車に
父、母、俺、ミオで乗り込んだ。
『俺の彼女』