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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第32章 The world for two of us


昼前までイチャイチャと過ごして
レイナを大学まで送った。

『じゃあね。ありがとツカサ』

『何時に終わるん?』

『え?…18時前…かな?』

『ふぅん』

『何?お迎えも来てくれるの?』

『まぁええよそれでも』

今日はミオと会う気はない。

『…じゃあお願いする』

『ん。またな』

そう言って車を発進させた。
自宅に帰り母親にコキ使われながら
時間を過ごしていく。

ピロン♪

ケータイを開くとミオからの
メッセージが届いている。

【なんで今日会えないの?】

【代表に呼ばれてんねん。ごめんな】

【仕事なの…?】

【そやで?】

【…そっか。分かった。】

【次会う時はお泊まりしよ?】
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