この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
魔法使いで紳士なヴァンパイア
第32章 The world for two of us
『もぅ!』
バッグの中からポケットティッシュを
取り出して彼女は自分を拭う。
『俺にもちょーだい』
手を出すと中身のない殻が渡された。
『おい』
『知らない!』
そっぽを向いて唇を尖らせる。
『ごめんってレイナ』
彼女の顔を俺に向かせて
熱いキスをしご機嫌を取る。
唇を離して彼女の頬を撫でた。
『レイナ見てたら盛ってまうわ』
『少しは我慢してよ!』
軽く説教されながら
俺達は車に乗って帰宅した。