この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
魔法使いで紳士なヴァンパイア
第33章 寂しがり
ミオと久しぶりに会いホテルに向かう。
『今日は泊まりやな』
『うん!楽しみ』
ニコニコと嬉しそうにする彼女。
部屋に入ると今日はゆったりとする。
ベッドに転がりタバコを吸う俺に
ぴったりと張り付いて甘える彼女。
『そんな寂しかったん?』
彼女の頭を撫でながら聞く。
『仕事だから…我慢する』
『ごめんな』
『あのね…1つお願いがある』
『ん?なに?』
なんか買わされるのか?
高いモンは勘弁して欲しいな〜。
『一緒に…プリクラ撮らない?』
『プリクラ…?』
『うん…それかアプリで写真!』
『…なんで?』
『友達に…自慢したい』
『…なんやそれ』
俺は思わず笑ってしまう。