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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第34章 Look at me
大した答えは出ないまま俺達は外に出た。
『ツカサもう1件行くか?』
『いくらでもオトモします!』
そう言って次を目指して歩いていく。
と目の前にフラつく女と支える男
邪魔やな
突進してくる彼らを睨み付けた。
『……………。』
女が顔を上げ俺に驚く。
俺も驚く。
『ツカサあっちの店行こうぜ!』
『いいっスねー!』
彼女を無視してカオル君について行く。
お楽しみ邪魔しちゃいけないしね。
アミューズメントBARで
俺達は遊びながら酒を飲み
下がったテンションを上げていく
誰かの一番でいたい
だけど誰かを一番になんてしない
だっていつかは俺を忘れて
他の奴と笑い合うんだから。