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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第35章 彼女の気持ち
『…嬉しい』
彼女は微笑むと俺に抱き着いた。
髪を撫でて彼女の身体を抱き締める。
『まぁただのアパレル店員やし
高いとこ辞めてな』
『メグが出すから気にしなくていいよ』
『…じゃあ生活費出すわ』
『それもメグが出す』
『どっちがペットか分からへんやん』
『ツカサに尽くすペットでいいじゃん』
『…仕事は増やすなよ』
壊れられると厄介だからね
『うん!わかった!』
『俺友達優先するけど
ちゃんと帰ってくるから』
一応予防線を張る
『分かってるよ
メグの所に帰ってくるだけで嬉しいの』
彼女のポジティブ思考は
いつまで続くのだろう?
そうは思っても
自分のメリットを優先する事にした。