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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第35章 彼女の気持ち
『あっあの男何?』
ただの好奇心だけど
ちょっと拗ねながら聞いてみる。
『…ホスト』
『もうホスト遊びするなよ』
『ツカサが居てくれるならしない』
彼女の心の隙間を埋めるのは
金で買えるひと時の安らぎなのか
それともほかの何かなのか
俺の下で揺さぶられている彼女は
何を思っているんだろう
彼女の気持ちを知った所で
何もする気は無いし関係ないんだけど…。
俺は何から逃げてるんだろう。
『あぁ!ツカサ…!もうダメ!』
急にそんな声がして
俺自身を締め上げる圧迫感に
快楽に堕とされた。
この身体の中に
一体どのくらいの男が
精を吐き出したんだろう。
なぜ彼女は俺を欲しがる?
まぁいいか…
付き合うつもりなんてないし…