この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
魔法使いで紳士なヴァンパイア
第6章 Cheating
夕方には特別イルカショーを見た後
夕飯を食べながら
カウントダウンを待った。
1年が過ぎる…。
マイと出逢ってあっという間に過ぎた時間…
もっともっと一緒にいたい。
イベント広場に移動して
彼女をしっかりと後ろから抱いた。
『ツカサ…どしたの?』
『…この方が暖かいやろ?』
何となく寂しくなったなんて
恥ずかしいから言わなかった。
照明が消されカウントダウンが始まる。
5
4
3
2
1
0
音楽と共に花火が打ち上がる。
マイは俺に振り返り
背伸びをして俺にキスをした。
『今年もよろしくね?…ダーリン』
照れたように笑った彼女に
深いキスをして応えた。