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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第8章 True happiness
ご飯を食べ終わり
並んで歯磨きをする。
『早くしないと学校遅刻するよ』
『…行きたくない』
『アホちゃう?』
『やって今日金曜やん
土曜の晩まで会われへん』
『1日くらい我慢して』
『1日くらいサボったって…』
『いいから行きなよ』
怒りだしそうな彼女に
怯んだ俺は仕方なく準備をする。
『ツカサ』
呼ばれて振り向くと彼女からの
熱いキス。
離されないように頭に手を回した。
そのまま頬にキスされ耳を舐められ
首筋に舌が向かった時
チクッと痛みが走る。
『お守り』
そう言って笑った彼女は
俺のTシャツを捲り上げ胸板にも
キスマークを付けた。
顔を上げた彼女に
もう一度キスをして家を出た。