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助けて兄ちゃん!! 妹受難物語 スクール水着は絶・対・絶・命
第3章 妹、はじめての、ゆ・う・か・い
「知ってたかい? 沙羅ちゃんと同じ学校の愛里ちゃんや聖菜ちゃんが学校に出てこなくなった理由…、実はね、おじちゃんが少し虐めてあげたからなんだよ」
「愛里や聖菜ちゃんを…ど、どうして虐めたりしたの…?」
目の前のモンスターに恐れ戦きつつも、級友を貶めたこの男に抗議の声音をぶつける沙羅。

しかし、そんないたいけな乙女の純粋な心は、変態的な性癖を抑えきれず、本日も凶行に及んだこの男に通じるはずもない。
「どうしてって…おじちゃんはね、可愛らしい女の子をいたぶるのがだーい好きだから、さ」
男は、性癖を吐露した照れ隠しの様にぼさぼさ頭をガシガシ掻き上げつつ、沙羅を見下ろす。

「よく刑事ドラマとかで、女の子が誘拐されたり、人質に取られ、縛られて、監禁される場面があるよね…。おじさん、そういうシーンを見ると、堪んなく興奮するのさ。そういう場面を録画してコレクションているうち…だんだん自分でも実演してみたくなったんだ。それで君のお友達にもその生贄になってもらったっていうとこかな」
この少女誘拐魔は、己の鬼畜な所業をまるで恥じていない。

「まぁ、このお遊びは女の子をさらうところが最大のスリルと興奮を味わえるが、せっかく『囚われの身』にした女の子をタダで返すのは勿体ないからねぇ」
さらにこの男、前々から、沙羅に目をつけていたことまで吐露する。
「僕は、この小汚いマンションの各部屋に監視カメラを取り付けているんだよ。どこにどんな可愛い娘が住んでいるかは把握済みなんだ。ま、彼女たちを拉致るのは簡単。今日の君みたいにね」
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