パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 30代最後の誕生日

香菜side


はぁ・・・。


確かに39の誕生日で・・・おめでとうで喜ぶ私って、バカかも。


駅のホームで一人立ち尽くし吉田ちゃん達がくれた袋をゴソゴソ・・・。


あ・・・。


私が好きなフレグランスショップのコロンとボディーソープと・・・わぁ～・・・。


いい香りがするタオルだ(笑)



タオルを顔に付けるともふもふ・・・・。


・・・・・・。


孝ちゃんからは・・・


やっぱり連絡はない。


奥さんの誕生日を間違えるって・・・・。


どうなんだろうな。


もふもふタオルを目に付けて下を向いていると、


うん・・・。


大丈夫。


旦那さんがおめでとうって言ってくれなくっても私にはこうやっておめでとうを言ってくれる仲間がいる。


うん・・・。



明日孝ちゃんからおめでとうって来たら言ってやろう。


私の誕生日は昨日よ！！！奥さんの誕生日間違えやがってーーーーって・・・。


うん・・。


そうしよう・・・・・。