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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第30章 全ての終わり
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ごめんね・・・。
ガッカリしたでしょ???
私・・・。
悲しいわけじゃないの。
自分に・・・与えられた罰だって・・・。
私が非道の道を歩いてしまって・・・その罰を
受けただけ。
「香菜・・・」
宮君・・・。
優しくしないで・・・。
ギュッとテーブルを掴み下を向いた。
「香菜?・・・俺を見て?」
・・・・・・・。
肩を上げ・・手が震えたの。
「見れないッ・・・・・」
貴方みたいな・・綺麗な人を見れない。
「香菜ッ!!!!!」
・・・・・・・・。
少し強く言われたのに・・・怖くなかったの。
宮君の・・・大きな手がゆっくり私の両頬を掴み・・・・。
強く・・・優しく・・・。
ゆっくり顔を上げさせられ・・・。
ゆっくりゆっくり・・・。
右側に居る宮君の方を・・・。
向けさせられたの。
・・・・・・・。
悲しくないの・・・・。
なのに・・・また涙が出るの。
宮君の真っすぐな目が・・・。
痛い・・・。
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