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第25章 公開治療 ハーモニカ ④

性器のほぼ全てを慰めながらも、クリトリスだけは慎重に避ける理沙。
(も、もう、紗季、だめっ・・狂うっ・・何で、お豆は、可愛がってくれないのぉ?)

里穂との約束が、却って紗季の溜り溜った性欲に火を着けた・・
理沙の舌先が性器の上部に迫る度に、無意識に腰を摺り付ける淫らな雌の本能・・
(はんっ・・ソ、ソコ・・やんっ・・お豆を・・な、め、てぇ・・)

クリトリスを慰めて貰えない切なさに、破裂しそうな性欲・・
紗季の身体と心が完全に発情を開始した・・

理沙の唇と舌の動きに合わせて、妖しく蠢く腰とお尻・・
痙攣する太腿、反り返る足指・・
背中を大きく弓なりに反らした為に、そそり立つ乳房と千切れんばかりに勃起した乳首。

心と理性を無視した啜り哭きが、明かな咽び哭きに変わった・・
「ぁぁぁ・・ああぁぁ・・いいぃぃぃ・・あっはぁぁぁ・・」
咽び哭きは、やがて、愉悦の嬌声に・・
「あんっ・・あっあっあっ・・いやぁぁんっ・・あんっあんっあんっ・・やあぁぁんっ」
その嬌声が、媚びを含んだ悦楽のおねだりに・・
「あああんっ・・ねっ、だめっだめっ・・んっ・・も、もっとぉ・・あんっ、イイィ」
そして、女の悦びの階段を駆け上がる・・
「・・・あっあっ・・い、逝きそうっ・・くぅぅ・・紗季、逝くぅぅぅ・・」

普段の経験なら、まもなく手が届く筈の頂上・・
その景色を見る前に、理沙が顔を離した・・