この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
SWEET POISON「奴隷メイドオークション」番外編
第2章  裏の世界


「はぅっ、んんっ」
 鏡張りの天井に、喘ぐ自分が写っている。
 立てた膝を開かれ、指を抜き挿ししながら、秘陰を覗き込まれていた。
「若いのに。使い込んでる感じだなあ……」
 何とでも言えばいい。
 今の私はあなたに、“セックスさせてあげている”立場。
 金のため。今の生活を守るためだけに。
「梨香ちゃん。挿れるよ?」
 目を瞑ったまま頷いた。抵抗する気も無い。
 コンドームの袋を開ける音が、微かに聞こえてきた。
 少しして、激しい快感に襲われる。
「あぁんっ!」
 一気に男性器が入ってきた。
 先輩の、拙いセックスとは違う。激しい抜き挿しに、自然に背中が反る。
「はぁんっ、あぁっ」
 セックスが始まれば、全て忘れられる。
 中学時代は、学校や家のこと。
 居候先だった先輩との時は、今後の生活のことなど。
 14歳から彼氏はいたが、セックスを始めたのは、現実逃避するため。
 今は逆に全てを忘れれば、セックスに集中出来る。
「はぁっ、あんっ」
 角度を変えての、抜き挿しが繰り返された。結婚していて経験が豊富なだけに、セックスが上手い。
「んんっ、あぁんっ」
 私が今までしてきたのは、少し年上の人ばかり。遊び人もいたが、今が一番気持ち悦い。
「ヤぁっ、もうっ、はぁんっ」
「梨香ちゃん? イきそう? イきそうなの?」
 言葉に少し興覚めしたが、気持ち悦さは変わらなかった。
「あっ、ヤぁんっ、んんっ、はぁっ、イくぅっ! はぅっ……」
「くっ、出す、よ……」
 殆ど同時にイき、2人で洗い息をつく。
「はぁっ……。んんっ……」
「梨香ちゃん。悦かったよ……」
 私の髪を撫でると、客はシャワーを浴びに行った。
 バッグから出した腕時計を見ると、21時過ぎ。客が出てきた後に急いでシャワーを浴び、少し濡れた髪を乾かした。
「急がないとね。今回は初めてだから……。はい」
 財布から差し出された1万円札は、10枚。
「え……。こんなに?」
 驚いている私を笑ってから、客はスーツの上着を着た。
 セックスも、金になる。
「ありがとうございます」
 にっこりと笑って見せる。
「じゃあ、店に行こうか」
「はい」
 10万のお返しと思い、帰りは客と腕を組んだまま車へと向かった。


/115ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ