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会えたから
第31章 再び
ある日、いつものように待ち合わせをしていたら、遅くなってしまった。しかも、携帯の充電切れ。。。
連絡できずに、あわてて待ち合わせ場所に行くと憔悴しきったリョウが待っていた
「来ないかと思った。。。」

「ゴメン充電切れ!!」

「電話したけど、電波が届かない・・メッセージだったから、高校の時のトラウマが蘇って。。」

「ほんと、ゴメン!!いこ!」

「何でそんなに明るく言うの?俺がどんな気持ちで待ってたかとか考えなかった?」

「は?訳わかんない。だから、謝ってるじゃん?」

「ミオはそうやって、誤魔化して俺からまた離れて行くつもり?」

「へ?何?再会してから、特別な仲間として接してきたつもりだけど?離れるとかないじゃん?第一リョウには遠距離の彼女がいるんでしょ?そんなこと言われる筋合いナイ!」
リョウを見ると目がウルウルしていた

「ほへ?泣いてる?何で??」

「ミオは、そんなにガンガン言うタイプじゃなかった。」

「悪いけど、高校生の時の私じゃない。もういい大人だよ!」

地元の駅前。誰が見てるか分からないところで怒鳴りあいをしていた。リョウがふと我に返り、
「ゴメン。ちょっと二人で話がしたい」そういって私を連れて、タクシーに乗り込んだ
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