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会えたから
第31章 再び
タクシーで着いたのは

・・ラブホ・・・

まぁ、地元で二人っきりといえば、仕方ないか。どこで誰に見られてるか、聞かれてるか分からないし。
テキトーな部屋を選んで入る。
リョウはソファーに私はベッドに腰掛けた。二人でビールを飲む。

無言の二人。。。

「「あのさ」」

同時に言葉が出てしまった

「先に言えよ」

「リョウの話を先に聞く」

リョウはスーーーーっと深呼吸をして話し始めた

待っている間、電話を無視され続けた高校生の時を思い出した事
連絡が途絶えた後、青城のアメフト子と付き合ってるという噂が流れてきた事
初めて抱いた女の子はワンナイトの子で、ちょっとミオに面影が似てるからというだけの理由だった事
ずっと好きで、大学へ進学してもいつもいつもミオの話をしていたが、「ミオさんの代わりでいいから」と付き合った女の子がいた事
成人式の時、声を掛けたかったけど、掛けられなかった事
今の彼女が妊娠してるかもしれない事

ずっと黙って聞いていたが、

ん?ん????んんんんんーーーー!!!!!

「に、妊娠??」!!!!!
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