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会えたから
第32章 そして、運命の人が
リョウの同棲していた彼女、タマキちゃんのことはあまり詳しく知らないのだが、流産した後、精神状態が不安定になりリョウも仕事の都合で東京にはいられないから実家に連れて帰ってきていたらしい。
ご両親にも気に入られていて、このまま結婚か??という感じだったそう。
その年の私の誕生日、見覚えのあるようなないような番号から電話があった。
リョウだった。
いつも通り誕生日が終わりになる11時半ごろ。
「誕生日おめでとう」
「ありがと~!でも?あれ?番号変えたのになんで?」
「ヤスに聞いたんだ」(ヤス、いらないことすんなよ!何のためのミーティングだったんだ??)←ココロの声
「なるほど。タマキちゃんは?電話してること知ってるの?」
「うん。前から。」
「ふーーん。ならいいけどさ、タマキちゃん元カノに誕生日電話してたら気分悪いんじゃない?」
「もう東京に帰ったんだ」
「そうなの?」
「タマキも仕事があるしね」
「時々行ってるの?」
「月3位かな~」
「ふーん。もう落ち着いたのかな?」
「元気だよ。一応」
「なんで一応?」
「別れてって言われてる」
「ほぇ~~!何で?って言いたくないよね。ウンウン。じゃぁ、ありがとう!」そう言って切ろうとした
「話だけ、聞いてくれる?会って話したい」
なんだかよく分からないけど、リョウに会うことになった
ご両親にも気に入られていて、このまま結婚か??という感じだったそう。
その年の私の誕生日、見覚えのあるようなないような番号から電話があった。
リョウだった。
いつも通り誕生日が終わりになる11時半ごろ。
「誕生日おめでとう」
「ありがと~!でも?あれ?番号変えたのになんで?」
「ヤスに聞いたんだ」(ヤス、いらないことすんなよ!何のためのミーティングだったんだ??)←ココロの声
「なるほど。タマキちゃんは?電話してること知ってるの?」
「うん。前から。」
「ふーーん。ならいいけどさ、タマキちゃん元カノに誕生日電話してたら気分悪いんじゃない?」
「もう東京に帰ったんだ」
「そうなの?」
「タマキも仕事があるしね」
「時々行ってるの?」
「月3位かな~」
「ふーん。もう落ち着いたのかな?」
「元気だよ。一応」
「なんで一応?」
「別れてって言われてる」
「ほぇ~~!何で?って言いたくないよね。ウンウン。じゃぁ、ありがとう!」そう言って切ろうとした
「話だけ、聞いてくれる?会って話したい」
なんだかよく分からないけど、リョウに会うことになった