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会えたから
第32章 そして、運命の人が
「うーーーん。。。そう言われても。」


すると突然両肩をガシっと掴んでリョウが言った


「結婚するつもりで付き合ってください」


「え?え?えーーーー????!!!!」

「今度は泣かさないし、離さない。ずっと笑っていられるように幸せにするから。だから考えて?」

「長いこと男として見てなかったし」

「俺にとってはミオはずっと女だよ。ずっとずっと女として好きだった。これからずっと俺のそばにいて?」



この短い時間に考えたのは、愛する事、愛される事。
ずっと誰か求めていて満たされなかった自分。
ずっと好きだったと言ってくれたリョウ。
お互いに色々あって、でも気が付けば一緒に居てくれた人。
一人で生きてゆくつもりで頑張っていたが、もういいのかもしれない。

私の口から出てきてのは


「よろしくお願いします」


リョウと見つめ合って、花火のフィナーレの元、キスをした
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