この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
会えたから
第33章 リョウと二人で
リョウとの会話

「ミオ東京についてきて」

「私の仕事ココにあるし」

「ミオは資格とキャリアがあるからどこでも仕事あるでしょ?」

「あるだろうね。でも、業界的に残業が多いから、今みたいに残業なしで帰るなんてできないし、新しい職場が不妊治療に理解があるとは思えない。今の会社はリョウからみたらお給料は少ないだろうけどさ、女子にとって働きやすい職場なんてなかなかないんだよ。子供が出来てもここなら保育園もあるし、職場も近い。子供の病気で休むのも、お互い様で休める。そう言う事って入ってみないと分からないでしょ?そんな博打みたいなことしたくない。」

「出来てもない子供の為に東京に行けないって事?」この一言が私の琴線に触れる

「出来ないのは私のせいだけじゃないでしょ!」ヒステリックに叫んだ

「そう言う話じゃなくて」頭をガシガシ掻くリョウ(いつものイライラしてる奴)

「そういう事じゃないの?私のせいだと思ってるんじゃないの?」

「そんな事言ってないだろ!子供なんてタイミングだろうし、できるときは出来る!!それより俺はミオにいてほしいし、今の状態のミオを置いていけない。ミオの会社の東京本社へは転勤出来ないの?」

「出来ても残業多すぎ。今の事務所みたいに近くに病院もない。しかも上司が不妊治療に理解があるとは思えない」

「もうさ、子供にこだわるのはやめたら?ミオが追い詰められれるの、俺も辛いんだよ!」


/425ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ