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会えたから
第33章 リョウと二人で
リョウとの会話
「ミオ東京についてきて」
「私の仕事ココにあるし」
「ミオは資格とキャリアがあるからどこでも仕事あるでしょ?」
「あるだろうね。でも、業界的に残業が多いから、今みたいに残業なしで帰るなんてできないし、新しい職場が不妊治療に理解があるとは思えない。今の会社はリョウからみたらお給料は少ないだろうけどさ、女子にとって働きやすい職場なんてなかなかないんだよ。子供が出来てもここなら保育園もあるし、職場も近い。子供の病気で休むのも、お互い様で休める。そう言う事って入ってみないと分からないでしょ?そんな博打みたいなことしたくない。」
「出来てもない子供の為に東京に行けないって事?」この一言が私の琴線に触れる
「出来ないのは私のせいだけじゃないでしょ!」ヒステリックに叫んだ
「そう言う話じゃなくて」頭をガシガシ掻くリョウ(いつものイライラしてる奴)
「そういう事じゃないの?私のせいだと思ってるんじゃないの?」
「そんな事言ってないだろ!子供なんてタイミングだろうし、できるときは出来る!!それより俺はミオにいてほしいし、今の状態のミオを置いていけない。ミオの会社の東京本社へは転勤出来ないの?」
「出来ても残業多すぎ。今の事務所みたいに近くに病院もない。しかも上司が不妊治療に理解があるとは思えない」
「もうさ、子供にこだわるのはやめたら?ミオが追い詰められれるの、俺も辛いんだよ!」
「ミオ東京についてきて」
「私の仕事ココにあるし」
「ミオは資格とキャリアがあるからどこでも仕事あるでしょ?」
「あるだろうね。でも、業界的に残業が多いから、今みたいに残業なしで帰るなんてできないし、新しい職場が不妊治療に理解があるとは思えない。今の会社はリョウからみたらお給料は少ないだろうけどさ、女子にとって働きやすい職場なんてなかなかないんだよ。子供が出来てもここなら保育園もあるし、職場も近い。子供の病気で休むのも、お互い様で休める。そう言う事って入ってみないと分からないでしょ?そんな博打みたいなことしたくない。」
「出来てもない子供の為に東京に行けないって事?」この一言が私の琴線に触れる
「出来ないのは私のせいだけじゃないでしょ!」ヒステリックに叫んだ
「そう言う話じゃなくて」頭をガシガシ掻くリョウ(いつものイライラしてる奴)
「そういう事じゃないの?私のせいだと思ってるんじゃないの?」
「そんな事言ってないだろ!子供なんてタイミングだろうし、できるときは出来る!!それより俺はミオにいてほしいし、今の状態のミオを置いていけない。ミオの会社の東京本社へは転勤出来ないの?」
「出来ても残業多すぎ。今の事務所みたいに近くに病院もない。しかも上司が不妊治療に理解があるとは思えない」
「もうさ、子供にこだわるのはやめたら?ミオが追い詰められれるの、俺も辛いんだよ!」