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会えたから
第33章 リョウと二人で
「リョウが辛い?辛くても病院に通ってるのも、お金を払ってるのも私だよ?!そもそも産めるもんなら産んだら?って言ったのはリョウだよね?それにリョウ父から毎回毎回孫は?って聞かれる私の身にもなって!」
「父には『出来るもんなら出来てマーース』とか適当に言っときゃいいじゃん」
「じゃさ、毎回リョウがそれを言ってよ。ミオは欲しくて欲しくて心病むくらい欲しいんだけど、出来ても流れたりして辛いから、もう言わないでってリョウ父に言ってよ!」
「俺だって言ってるじゃん?」
「柔らかく言い過ぎなんだよ。私がヘラヘラしてるから気にしてないとでも思ったの?」
「何で転勤の話から父の話になるの?来るの来ないの?」
「行くわけない!!」
「夫婦二人なのに別居するの?」
「仕方ないね。リョウが嫌なら離婚しよ。東京でタマキちゃんと一緒になればいいじゃん!」タマキちゃんを出すなんて言い掛かりも甚だしい。分かっているけど止まらない私。
「父には『出来るもんなら出来てマーース』とか適当に言っときゃいいじゃん」
「じゃさ、毎回リョウがそれを言ってよ。ミオは欲しくて欲しくて心病むくらい欲しいんだけど、出来ても流れたりして辛いから、もう言わないでってリョウ父に言ってよ!」
「俺だって言ってるじゃん?」
「柔らかく言い過ぎなんだよ。私がヘラヘラしてるから気にしてないとでも思ったの?」
「何で転勤の話から父の話になるの?来るの来ないの?」
「行くわけない!!」
「夫婦二人なのに別居するの?」
「仕方ないね。リョウが嫌なら離婚しよ。東京でタマキちゃんと一緒になればいいじゃん!」タマキちゃんを出すなんて言い掛かりも甚だしい。分かっているけど止まらない私。