この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
セックスと愛とフレグランス
第5章 人魚
扉が開き切ると、両掌を下腹部付近に添えていたコンパニオンが頭を下げた状態で挨拶をする。
「本日はご来店くださいまして誠にありがとうございます」
立ち居振る舞いだけでなく言葉遣いも丁寧な印象を受けた。
コンパニオンの教育も行き届いている。
改めて胸を撫で下ろした。
下品な女の子が登場しようものなら先が思いやられると心配したからだ。
コンパニオンが頭を上げる気配を感じた。
まじまじと凝視するのも失礼かと思い、上目遣いで覗く。
「ネルと申します」
「本日はご来店くださいまして誠にありがとうございます」
立ち居振る舞いだけでなく言葉遣いも丁寧な印象を受けた。
コンパニオンの教育も行き届いている。
改めて胸を撫で下ろした。
下品な女の子が登場しようものなら先が思いやられると心配したからだ。
コンパニオンが頭を上げる気配を感じた。
まじまじと凝視するのも失礼かと思い、上目遣いで覗く。
「ネルと申します」