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セックスと愛とフレグランス
第7章 兄の彼女
座って、と促す愛先輩に、失礼します、と返した智広はベッドの中心に掛けられているバスタオル上に腰を下ろした。
掌で厚さのあるベッドカバーを撫でてみる。
ライトブルーのカバーは糊が効いていて清潔感があった。
枕にもベッドの物と同じタオルが被せてある。
愛先輩はテーブルラックの脇にしゃがみ込むと何やら準備を始めた。
フロアに置かれたプラスチック製のカゴから道具らしきものを取り出しテーブル上に置いている。
愛先輩の背中を眺めた。