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セックスと愛とフレグランス
第7章 兄の彼女
刹那、沈黙が生まれた。
智広は気になっていたことを尋ねようと考えた。
再会してからずっと疑問に思っていたのだ。
今訊かなかったら一生わからないままのような気がした。
彼女の横顔に向かって、愛先輩、と呼ぶと、「なに?」といってこちらを向いた。
その瞬間、髪がふわり浮き上がり愛先輩の甘い香りが智広の鼻腔を刺激する。
「一つ訊いてもいいですか?」
「どうぞ、なんでも訊いて」愛先輩が肩をすくめながらにこりと微笑んだ。
その仕草も可愛らしさに輪をかける。
智広は気になっていたことを尋ねようと考えた。
再会してからずっと疑問に思っていたのだ。
今訊かなかったら一生わからないままのような気がした。
彼女の横顔に向かって、愛先輩、と呼ぶと、「なに?」といってこちらを向いた。
その瞬間、髪がふわり浮き上がり愛先輩の甘い香りが智広の鼻腔を刺激する。
「一つ訊いてもいいですか?」
「どうぞ、なんでも訊いて」愛先輩が肩をすくめながらにこりと微笑んだ。
その仕草も可愛らしさに輪をかける。