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セックスと愛とフレグランス
第8章 とまどい
愛先輩の手に握られているものはどうやら女性用の香水のようだ。
薄ピンク色をした丸い形状の小瓶が照明に反射してきらきらと輝いている。
「うわぁ、ありがとう。シャネルチャンスだぁ。これ欲しかったんだよね。デパートでちょっとだけ香りを嗅いだ時すごく気に入ったの」愛先輩は、孝介に向かって小瓶を向けた。「あたし、シャネルブランドのフレグランスが一番好きなの。ホント嬉しい。これ高かったでしょ」
「別に大した金額じゃないから」孝介がわずかに胸を反らす。「愛は香水が好きだっていってたから女性に人気が高いものを選んだだけだよ」
薄ピンク色をした丸い形状の小瓶が照明に反射してきらきらと輝いている。
「うわぁ、ありがとう。シャネルチャンスだぁ。これ欲しかったんだよね。デパートでちょっとだけ香りを嗅いだ時すごく気に入ったの」愛先輩は、孝介に向かって小瓶を向けた。「あたし、シャネルブランドのフレグランスが一番好きなの。ホント嬉しい。これ高かったでしょ」
「別に大した金額じゃないから」孝介がわずかに胸を反らす。「愛は香水が好きだっていってたから女性に人気が高いものを選んだだけだよ」