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セックスと愛とフレグランス
第8章 とまどい
「プレゼントなんてよかったのにぃ」愛先輩は語尾を伸ばしながらも、突然のサプライズに歓喜の表情を浮かべている。「あたしの誕生日は三週間前に過ぎちゃってるよ」
「だって、付き合った時には愛の誕生日は終わってたし、次の誕生日は一年後だよ。そんなに待ってられない。だから、せめてプレゼントくらいはあげたいなと思ってね」
瞳を輝かせながら小箱を受け取った愛先輩は「開けていい?」と訊き、孝介が無言で頷く。
パッケージが開封され中身が現れると愛先輩の潤んだ瞳が孝介に注がれた。
「だって、付き合った時には愛の誕生日は終わってたし、次の誕生日は一年後だよ。そんなに待ってられない。だから、せめてプレゼントくらいはあげたいなと思ってね」
瞳を輝かせながら小箱を受け取った愛先輩は「開けていい?」と訊き、孝介が無言で頷く。
パッケージが開封され中身が現れると愛先輩の潤んだ瞳が孝介に注がれた。