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セックスと愛とフレグランス
第9章 泡姫
「都築先輩、その紐でなにをするんでしょうか?」
辛うじて尋ねた智広だったが、彼女は「楽しいこと」と返すだけで詳しい説明をするつもりはないようだった。
ただ智広は、不安よりもこれから展開されるだろう未知なる世界への期待感の方が勝り、膨張しすぎた股間は掌では隠せない状態になっていた。
「ばんざいしてみて」と彼女は智広を見下ろしながら告げた。
恐る恐る大の字になった智広の手足を、都築愛子は紐のようなものでベッドの脚に手際よく縛っていく。
数分後、手足を数回動かしてみたが、全く身動きが取れない状態になっていた。
二十年近く生きてきて、手足を縛られたのはおそらく初めてだろう。
辛うじて尋ねた智広だったが、彼女は「楽しいこと」と返すだけで詳しい説明をするつもりはないようだった。
ただ智広は、不安よりもこれから展開されるだろう未知なる世界への期待感の方が勝り、膨張しすぎた股間は掌では隠せない状態になっていた。
「ばんざいしてみて」と彼女は智広を見下ろしながら告げた。
恐る恐る大の字になった智広の手足を、都築愛子は紐のようなものでベッドの脚に手際よく縛っていく。
数分後、手足を数回動かしてみたが、全く身動きが取れない状態になっていた。
二十年近く生きてきて、手足を縛られたのはおそらく初めてだろう。