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セックスと愛とフレグランス
第10章 フレグランス
ううん、と愛先輩は瞳を潤ませながら首を横に振る。「ケンカなんてしてないよ。でも、どうしてそんなこと訊くの?」
「だっておかしいですよ。愛先輩は兄貴という彼氏がいるのに、どうしてこんなことをするんですか? これって……いわゆる二股でしょ」
「こんなことってなに?」
愛先輩が顔を近づけたので、思わず上半身を引いてしまう。
またキスをされてしまうのではないかと警戒したのだ。
ただ、本心はその潤んだ唇を食べてしまいたい衝動を抑えるのが必死だった。
しかも、智広の下半身は愛先輩の中に入れたくて仕方がないと訴えている。
「だっておかしいですよ。愛先輩は兄貴という彼氏がいるのに、どうしてこんなことをするんですか? これって……いわゆる二股でしょ」
「こんなことってなに?」
愛先輩が顔を近づけたので、思わず上半身を引いてしまう。
またキスをされてしまうのではないかと警戒したのだ。
ただ、本心はその潤んだ唇を食べてしまいたい衝動を抑えるのが必死だった。
しかも、智広の下半身は愛先輩の中に入れたくて仕方がないと訴えている。