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セックスと愛とフレグランス
第11章 嫉妬
そうなんだ、と愛先輩が寂しげに微笑んだ。「さっき、エッチが終わって、部屋の照明が明るくなった時にあたしのお腹を見たんでしょ?」
「……見ちゃいました」
愛先輩がベッドの上で万歳の格好をした瞬間に照明のボリュームが上がったしまったのだ。
その時、彼女の艶めかしい全身が智広の目にはっきりと飛び込んできた。
彼女の肌の白さと、きめ細やかさに心を奪われていた智広の双眸に飛び込んできたのは、傷痕のように下腹部に張りついている数本の妊娠線だった。
おそらく彼女がショーツを履いた状態であれば気づかなかっただろうし、全裸の状態であっても、あの薄暗闇では認識できなかったに違いない。
「……見ちゃいました」
愛先輩がベッドの上で万歳の格好をした瞬間に照明のボリュームが上がったしまったのだ。
その時、彼女の艶めかしい全身が智広の目にはっきりと飛び込んできた。
彼女の肌の白さと、きめ細やかさに心を奪われていた智広の双眸に飛び込んできたのは、傷痕のように下腹部に張りついている数本の妊娠線だった。
おそらく彼女がショーツを履いた状態であれば気づかなかっただろうし、全裸の状態であっても、あの薄暗闇では認識できなかったに違いない。