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セックスと愛とフレグランス
第11章 嫉妬
ところが、愛先輩が腕を伸ばして照明のボリュームを上げてしまうというアクシデントのせいで、下腹部の妊娠線が露わになってしまった。
しかも悪いことに、彼女の肌のきめ細やかであるという理由で僅かな妊娠線が逆に目立ってしまったのだ。
「智広くんにだけは知られたくなかったなぁ」愛先輩は天を仰いだ。
だがその視線の先には透き通るような青空も、輝くような星空も存在しない。
あるのはただ、狭いエレベータ内を照らす安っぽいシャンデリアが二人を照らしてるだけである。
天井を見上げた愛先輩の表情を横目で覗いた。
彼女は眩しそうにシャンデリアを見上げている。
その瞬間、綺麗だ、と思った。
しかも悪いことに、彼女の肌のきめ細やかであるという理由で僅かな妊娠線が逆に目立ってしまったのだ。
「智広くんにだけは知られたくなかったなぁ」愛先輩は天を仰いだ。
だがその視線の先には透き通るような青空も、輝くような星空も存在しない。
あるのはただ、狭いエレベータ内を照らす安っぽいシャンデリアが二人を照らしてるだけである。
天井を見上げた愛先輩の表情を横目で覗いた。
彼女は眩しそうにシャンデリアを見上げている。
その瞬間、綺麗だ、と思った。