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セックスと愛とフレグランス
第1章 桃尻
昨晩、自宅のベッドであれほどシミュレーションをしたにもかかわらず初歩的なことで間違いを犯してしまったようである。
いつも愛用しているトランクスではなく意気込んでボクサーパンツなど穿いたため調子が狂ってしまったらしい。
「ねえねえ、まだなのぉ?」四つん這いの女が不満げにつぶやいた。
「もうちょっと待ってて。すぐだから」
コンドームを片手に持ちながらベッドサイドに置いたスマートフォンで時間を確認する。
時刻は午後十時を回ったところだった。