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初めて女を抱くらしい私の護衛に甘やかされ過ぎて困っています
第11章 器用さの問題

「ん……?」

 その朝。
 目を覚ましたビスカスは、寝床の中を手でぱたぱたと探りました。

「……んー?」

 探っているうちに眉間に皺が寄って来ましたが、探るのを止めようとはしません。

「……うー?……リュリュ……?…………あ。」

 手がぱたりと止まり、目がぱちりと開き、ビスカスはがばっと起き上がりました。
 ビスカスにしては珍しく、きちんと寝間着を着ております。

「……っあー!!」

(そうだった……今朝ぁ、リュリュぁ、いねーんだった!!)

 そうです。
 今日、ローゼルは一緒に寝ては居ないのです。
 ぐるっと辺りを見回して、部屋の壁に掛けられた正装に目が留まると、ビスカスは一瞬顔を引き締めて、次の瞬間には、でれっと顔を緩ませました。

 その時、こつこつと扉を叩く音がしました。


「はーい?どなた様でー?」
「ビスカス?私だ。起きているかい?」
「あ!タンム様、おはよーごぜー……」

 ビスカスは入って来たタンムに緩み切ったまま挨拶しかけて、はっとして慌てて顔を引き締めました。

「お早う御座います、お義兄さん。」

 今日は、この館の家付き娘の婚礼です。
 ……つまり。
 ビスカスとローゼルの、結婚式でした。
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