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セイドレイ【完結】
第24章 性夜の鐘

亜美のあらわになったワレメを、食い入るように覗き込む2人。

「うわぁ~。もうおマンコヌレヌレじゃん!」

「イッ…イヤァ……」

亜美は、近ごろ忘れかけていた羞恥に襲われ、思わず手で顔を覆う。
しかし恥ずかしいと思えば思うほどに、亜美の女陰はジットリと湿り気を増し、透明な糸を引いてしまうのだった。

そのとき──亜美の性器付近に異変が走る。

「──ヒッ!?」

どうやら、健一と慎二が亜美の性器にホイップを塗りたくっているようだ。

「アッ…!アンッ…ああっっ──」

わざとなのか、時折2人の太い指が膣内をほじくりながら、性器の周りをホイップまみれにしていく。
愛液とホイップとが混ざり合い、独特な質感へと変化する。

すると、その太い指のうちの1本が、肛門への侵入を試みているようだ。

「──ヒッ!?ヒイィッ…!らめっ…ヒアッ…らめぇっ」

これはどちらの指だろうか。
ホイップを潤滑剤代わりに、肛門へと押し入る指。
膣と肛門の2穴をランダムに出入りする、2本の指──。

「──ヒッ…ひあっ…らめぇっ…アッ──!」

亜美はテーブルの上で腰を浮かせて仰け反ると、「プッシャー」と大量の潮を撒き散らした。
そのしぶきが、健一と慎二の顔面に吹きかかる。

「──うぉっ!?…ハハッ、指だけで本気モードじゃん。でも、まだまだこっからだぜ…?な?」

「グフゥ!ご主人様の顔に粗相するような奴には、たっぷりおしおきしてやんないとなっ…!」

2人はそう言うと、潮吹きの余韻に浸る亜美のそばから一旦離れた。
そして──。

「──亜美~?ちょっとこっち見てよ!」

慎二にそう言われ、亜美は上体を起こす。
視線の先には、テーブルの端に置かれたデコレーションケーキ。
そしてそのケーキを囲うように立つ、下半身を露出した健一と慎二の姿があった。

「じゃあ…行くぜ?よく見てろよ~?」

『せーのっ、ケーキ入刀~っ!!』

2人は声を合わせてそう言うと、なんと──勃起したペニスをケーキに突き刺したのである。

「えっ──」

これには亜美も、さすがに驚きを隠せない。
綺麗にデコレーションされたケーキの側面から、スポンジを貫く2本のペニス──。
まさか、食べ物にこんなことをするとは──亜美は目の前の光景に理解が追いつかない。


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