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セイドレイ【完結】
第24章 性夜の鐘

「さあて、亜美が本当に俺たちの家族になるつもりがあるのか、しっかりと確かめないとなぁ~。なんせ亜美は嘘つきだからな!ギュフフッ!」

慎二が奇妙な笑い声をあげ、その高揚を表している。

「──おい、お前ら…ほどほどにしておけよ」

すでに股間を膨張させた息子たちを、ため息混じりにたしなめる雅彦。
そんな雅彦のペニスは──まだしょぼくれているようである。

「ヘヘッ…親父は指くわえてそこで見てろって。じゃあ、まずは…」

健一が、ケーキのデコレーションのホイップを指ですくい、それを亜美の左の乳首に塗りつけた。

「アンッ…!?けんいちさっ…──」

続いて、慎二も同じく右の乳首にホイップを塗りたくる。

「アアンッ…!ダメッ…だめぇぇ…──」

ホイップの冷たい感触が、敏感になっている乳首にささやかな快感をもたらす。

「──よーし!とりあえずこんな感じでいっかな?じゃあ、いっただきまーす!」

そして、健一と慎二はそれぞれに、ホイップの塗られた左右の乳首に貪りついた。

「んはぁっ…んふっ…はぁっ…うめぇ…亜美、おいしいよ…んふあっ──」

両側からの執拗な愛撫──亜美はその身をよじらせ、易々とオーガズムに達してしまう。

「アッ!イクッ…イッちゃうっ…ンッ────」

「あれぇ?亜美どうしちゃったのぉ?俺たちケーキ食べてるだけなのになぁ~?まさか、乳首舐められただけでイッちゃったの~?」

「アッアッ…ご、ごめん…なさいっ…」

健一と慎二は互いに顔を見合わせ、ニヤリとうなずく。
普段は仲の悪いこの兄弟が、めずらしく意気投合しているようだ。

すると2人はおもむろに、テーブルの上に置かれた食器などを隅へと寄せはじめる。
亜美はそれを不思議そうに眺めていると、健一がこう言った。

「──亜美さぁ、テーブルの上で仰向けになってよ」

「えっ…?は、はい…」

亜美は椅子を踏み台にしてテーブルの上に乗ると、言われたとおりに仰向けになる。

「──じゃあ、思いっきり股開いて…?」

「は…はい…。こう…ですか…?」

亜美は、膝裏に手を回し両脚を持ち上げると、股を開いて見せた。
ダイニングのLED照明が、亜美の性器はおろか尻の穴までをもあわらわにする。


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