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甘い瞬間まで待っていて
第4章 大雪の影響
給湯室の傍では響也が呼び止められていた。
「今日こそ食事だけでも行きましょう!」
あれは確か…広報担当の子だな
気になるけど何話してんのか分からない。
二人が去ったのを見届けて
悠妃はコーヒーを作ってシュガーを入れた。
横からすっと手が伸びてきた。
「これ 僕も飲んでいいですか?」
「いいけど…自分で作りなさいよー…」
「いつも僕が入れてるじゃないですか。
たまには…いいでしょ?」
そんな覗き込む時に顔作らなくてもいいのに。