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ノンケなあなた
第2章 あぁいうのが嫌いだ
はるは逃げることばかり考えていた。

はる:(やばい…てかなんでこいつが僕の名前知ってんだよ)
こう:お〜い、はる?聞いてるかぁ??

野間:やめとけよ嫌がってんじゃねーの?
こう:そうなのか?はる?行くか行かないか答えてくれるま でお前の隣にいるからな

はるはボソッと呟いた

はる:いきま……せん
最後の「せん」なんか横にいたこうにすら聞こえてないだろう
こう:本当か??みんなはるが行くって!!

みんなが驚いた表情ではるを見る

はるが急いで訂正する
はるは生まれて初めてというくらいの大声で叫んだ
はる:違いますよいきません!!

こう:えぇ〜なんでだよ〜行こうぜ?これを機にさみんなと 仲良くなろうぜ な?
と言いながらはるの顔を覗いてくる

はる:だって皆さん僕のこと嫌いでしょ?
と、小さい声で言った

こう:そんなことねーぜ?逆にお前と仲良くなりてーよ。
だってさ、お前のこと全然知らねーからお前のこと知 りたいしせっかく学部の人数少ないんだから俺は全員 と仲良くなりたいんだよ。

はる:本当ですか?
真剣な顔をしてこうが言う
こう:こんな嘘つけると思うか??

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