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累(かさね)
第1章 累(かさね)
「コラ!!恵須取の家の旦那(クソガキ)はオドレか!!」
「わ、わ、わ、わ、わ…わたしが…恵須取の主人ですが…」
「コラ恵須取!!オンドレはだれに断ってこの土地に家を建てたんぞ!!」
「えっ?」
「えっ?じゃねえだろこんボケ!!」
「ここの土地にいつ頃からだれに断って家を建てたんぞとききよんのに答えれんのか!?」
「わ、わ、わ、わ、わ…わたしは…(正規の)不動産屋さんで土地を買って…」
「アカン!!この土地はな!!前の前のずっと前の所有者だったミシン屋の主人が事故死したセガレが起こした寸借サギの後始末のために一時テイトウに入ったあと、複数のルートを駆使してオレたちの組が手に入れた土地で、うちの組長の名義になっとんや!!」
「ほやから立ちのけといよんや!!それがわからんのか!?」

慶彦は、チンピラが言うた言葉にキレてしまったので持っていたサバイバルナイフでアニキ分の男の両目を切り裂いてしまいました。

「グワアアアアアアア!!」
「アニキ!!」
「オドレら!!思い知ったか!!オレにいちゃもんつけてきたのだから失明したんや!!ワーッ!!」

慶彦は、さらに数人のチンピラの男たちをナイフで切りつけて大ケガを負わせた上に、グループの中でものすごく気が弱いチンピラの男ひとりを刺して殺したあとお尻ペンペンして逃げて行きました。

「恵須取のクソガキャ!!」
「おい、急いで事務所に帰るぞ!!」
「オレたちの組に焚きつけて行ったのだからこらえへんぞ!!」
「組長に報告や!!」

慶彦がチンピラの男たちに刃物をふりまわして死傷させてしまった事件を起こして逃げて行きましたので、チンピラの男たちはものすごく激しい怒りに震えていました。

たいへんだ…

夫がヤクザがらみのトラブルを起こしてしまった…

それも深刻なトラブルだ…

チンピラの男たちに刃物をふりまわして死傷させてしまった…

…と言うことは、拳銃で撃ち殺されてしまうかも…

すずねは、3人の子供たちを連れて現場から逃げ出したあと壬生川(西条市)で暮らしている慶彦のおじ夫婦の内路(ないろ)義久夫婦の家へ逃げ込みまして、助けを求めていました。

ことの次第をすずねから聞いた義久は、顔が真っ青になってしまったあと、オタオタとおたついていました。
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