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郁美の真実 parallel story
第3章 〜羞恥、露出。調教される郁美〜
小さな巾着袋がある。

この中に紫色のブラとTバックが入っていた。

Tバックにはシミがついている。

使用済だ。

....ということは、今晩はUとお楽しみだったのだろう。

さて、郁美はどこで調教を受けたのか。

風呂場を確認した。

使ったあとはなく、浴槽もカラっと乾いていた。

我が家での調教はなかったようだ。

しかし郁美も迂闊だと思った。

私が帰宅して、風呂に使った形跡がないことがマズイことだとは気づかないのだ。

この夏場の暑さだ。

単純に「風呂に入ってないのかな?」とはならない。

どこか別のところでシャワーを...となってしまうだろう。

そんなことも気にしないのか、郁美はすっかり眠り込んでいる。

郁美とUの関係を知った直後、最初に考えたことは郁美の携帯電話のことだった。

それまで郁美の普段の行動について細かく気にしたことはなかった。

しかし、注意深く観察すると、実に携帯電話を肌身離さず持っていることがわかった。

そして、私の前では携帯電話を触っていることが、ほぼ無い。

気にかけていなかったことだが、かなり携帯を見られることがマズイのだろう。
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