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第5章 デリヘル

彼の身体の上にもたれて……
気がついたら、
彼が頭を撫でて抱きしめてくれていた。

『僕みたいなお客さん嫌いかな？』

『最初、嫌だったけど好きです』

『僕も楽しかったよ……』


『あなたの事、もっと知りたいです』

『僕の奴隷になる？』

『えっ？また、呼んでください……』

もし、来てくれなかったら……

『わかった。来週呼んであげるから
僕の奴隷になること考えてくれるかな？
その時は、ここでは働かせない。
僕だけの奴隷にするよ』

『でも、奥様は？』

『妻は奴隷だから僕のすることを受け入れるよ』

意味がわからないまま……
一週間が過ぎた。