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2番目の女
第1章 わたしは2番目の女
居酒屋から徒歩20分、

ネオンの光るまた通りを、2人で駅まで歩いた。


友達には連絡を入れた。会計は後日払うと。


男の人と隣同士歩くのが久しぶりだった。



1年以上付き合ってたといっても、ほとんど後半は会うことがなかった。


避けられていた。



「…彼女さん、大丈夫なんですか?」



「ん?俺?大丈夫だよ。ブッチされたから。今日はもう会わない。」


「そうですか…」


電車に乗ったあとも、私に肩をかしてくれ、もたれていた。


私のアパートの前につくと、


男は立ち止まった。
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