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僕と彼のイルミネーション
第3章  不協和音


 値段を言われて客に握られた腕がまだ気持ち悪くて、マンションで体だけシャワーを浴びる。出勤前にもシャワーを浴びるから、髪はその時でいい。
 まだ慣れない仕事で、精神的にも疲れている。
「おやすみなさい」
 またリビングで呑んでいる龍に言ってから、部屋へ戻った。
 どれくらい眠ったのか、突然ドアが開く。
 部屋はまだ暗いが、カーテンから月明りが薄っすらと差し込んでいる。ベッドサイドのライトを点けると、龍が立っていた。
「龍……?」
 彼は言葉も無く、ケットをめくる。
「何?」
 自分の部屋と、間違えているのかと思った。でも龍はいきなり覆い被さり、強く抱締めてくる。
「龍!?」
 彼は何も言わないまま、パジャマのボタンを外していく。
「龍っ、やだっ」
 龍には、拓海がいる。僕だって、初めては本当に好きな人としたい。龍の事は好きでも、恋愛とは違う。
「やだっ」
 抵抗しようと思っても、力では敵わない。
 全裸にされ、耳元に唇が這う。
「やっ……」
 同時に乳首も弄られ、初めての思いが沸いてきた。
「はぁっ……」
 気持ちは嫌でも、体は言う事を聞いてくれない。
「あ、あっ……」
 乳首を弄られていると、そこに熱が生まれてくる。
 首筋を辿った唇が、乳首へ辿り着いた。
「はぁっ、んっ……」
 舌で舐められると、凄い快感。
 今まで自分でも、乳首なんて弄った事が無かった。オナニーだって、性器を擦るだけ。
「あっ、んんっ……」
「気持ちイイなら、我慢するなよ」
 今度は乳首をしゃぶられた。
「はぁっ、あぁっ」
 初めての刺激。
 口内でどうしているのか解らないが、自然と背中が反ってしまう。
「あんっ、んんっ」
 男なのに、甘い声を出すなんて恥ずかしかった。でも、我慢出来ない。
 もう一方の乳首も指で刺激されている。摘ままれているというのは、乳首が勃っているせいだろう。
「はぁっ、あぁっ」
 自分が、勃起してきたのが解る。
 嫌だと言いながらも、もう抵抗出来ない。
 龍も勃起しているらしく、硬い物が脚に当たっていた。
「んんっ、はんっ」
 もう一方の手が、下半身へ行く。性器を握られ、ゆっくりと擦られる
「あっ、あぁっ」
 自分でするより、何倍も気持ち悦い。
 大きな手に包まれて擦られ、思わず肩を掴んだ。


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