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舞い降りた天使
第20章 返信

「そう…
あのウィークリーマンションに」

「そうなの。
2人でしばらくはそこに住む予定」

「じゃあ行きは別々の登校班になると思うけど
帰りはあかりと一緒に帰るといいわ。
お仕事は?」

「まだ決まってないけど
早く探さなきゃ」

「わかった。
じゃあ前みたいに
桜ちゃんのこと
遠慮なく任せてね?
その方があかりも喜ぶから」

あかりも喜ぶから

私はその言葉に救われながら
生活していた

でもそれは
あかりちゃんのお母さんも同じ

あかりちゃんも
人と馴染むのに時間がかかる性格で
桜の他に
仲のいい子は出来ないでいた

専業主婦のあかりちゃんのお母さんは
とてもいい人で
料理も裁縫も得意な
私から言わせると
お母さんの鏡のような人

昔から
『あかりちゃんのお母さんみたいだったら良かったね』
が私の口ぐせだ


「学校はいつから?」

「来週なの」

「さっちゃん…どう?」

「うん…不安がってるけど
あかりちゃんと会えるから
学校に行きたいって」

「頑張ってるね。
クラスが一緒だったら良かったんだけど…」


そう。

仲のいいあかりちゃんとは
クラスが一緒ではなくて
それだけが心配。


そしてその心配は的中してしまった。
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